ぺこのーと2

落書き帳

Java Day Tokyo 2015 / JJUG CCC 2015 Springに行ってきました

Java Day Tokyo 2015 と JJUG CCC 2015 Spring に参加してきました。

Java Day Tokyo 2015

上記のセッションを聴講してきました。
基調講演はゴスリンからのメッセージあったり、Pepperくん出てきたり、みんなでJava20周年をお祝いしてお祭り感いっぱいでした。
また、Java 9やJava EE 8が来年リリース予定ということに改めて驚きでした。
Java 8、Java EE 7もまだまだ触れてないのにというのに!
Java EE 8では、JSONBやMVC、Securityに対応するということで注目です。
Java EE 7のレシピも実践的なTipsを紹介頂けました。
Lambdaについては内部実装についての説明で、ちょっと難しかったです^^;
エンタープライズアーキテクチャは、普段何気なくやっている行動が分かりやすいキーワードとして説明されていました。
特に印象に残ったのは「妥協せずに諦める」です。
知り合いの若手技術者も聴いていて正に今苦しんでいるところなので、より身にしみたようでした。
Reactive Java EE 7は、Reactiveってなんだろう?という状態でしたが、イベントドリブンやノンブロッキング、非同期など既にJava EE 7での仕組みを利用して実装することができる、Reactiveな実装を実際のコードで説明されていました。

JJUG CCC 2015 Spring

寝坊したので午後からの参加です。
Twitterのタイムラインを覗いていたら、珈琲やらマリカーやらコナミコマンドとかJavaっぽくないワードが並んでました。なんだったのかw

  • だれも教えてくれないJavaの世界。あと、ぼくが会社員になったわけ
  • Web開発における最新テスト手法
  • 大規模な負荷でもドキドキしない為のJava EE
  • あなたとAndroid!? 今すぐダウンロード!〜Android開発で変わるSIerJava技術事情について〜
  • Grails 第3章 進化したSpring-bootベースフレームワーク
  • MQTTの使いどころ〜軽量プロトコルで低コストにデータを集めよう〜
  • JobStreamerではじめるJavaBatchのクラウド分散実行
  • 懇親会

どれもおもしろかったですが、特に気になったものをピックアップ。 

  • 大規模な負荷でもドキドキしない為のJava EEnagaseyasuhito (java-ja / グリー株式会社)

「負荷テストをCIに組み込みましょう!」というのが新鮮でした。
確かにCIに組み込んでしまえば常に安心を確認できますね。
そのためのJmeterプラグイン(JUnit Request)やJMeterの分散実行など知らなかったです。
質問にも回答頂いてすっきりです。

 

  • JobStreamerではじめるJavaBatchのクラウド分散実行 - 川島 義隆 (TIS株式会社)

JavaBatchを簡単に構成、実行するための仕組みを作りましたっていうお話でした。
「すべてS式になる!」らしいですw
jBatch自体触ったことないのでよく分かってなくて、Java EEコンテナ(WebLogicとかWebSphere)の上でしか実行できないのかと思ってて、リソースを用意するコスト高いのかなと思ってました。
そこのところを川島さんに尋ねたら、そんなことなくてJberet(JBoss)というjsr352実装があれば動くらしい。確かにそうだ。
また、コントロールバスとエージェントの間はWebSocketでやりとりしてるらしく、エージェントでの実行ログもWebSocketに流しているとのこと。
通信まわりなので実行中に切断されたらログ消失してしまうんですか?と質問したら、WebSocketとファイルと両方に出力しているとのこと。問題なかった!


Javaやる気が充填されたので今年がんばるぞ! 


おわり。